株式会社ミックニュース
- トラブル防止～警告灯が点灯したら～［2019.02.22］
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警告灯の意味、ご存知ですか？
普段見ているメータ－パネルにはどんなものが表示されているのでしょう・・・・
速度を表示するスピ－ドメ－タ－、エンジンの回転数を表すタコメーター、燃料の量を表示する燃料計、この3つは皆さんよくご存知かと思います。
これ以外にも運転に必要な様々な情報を知らせる機能がメータ－パネルには備わっています。
その中でも、異常を知らせてくれる警告灯は知っておかないといけない存在です。
今回は警告灯のうち重要なものについてお話しいたします。
◆画像上段左のブレ－キ警告灯。サイドブレ－キが解除されていない場合やブレ－キオイルの量が規定よりも少なくなった場合に点灯します。
サイドブレ－キの解除忘れは解除すれば大丈夫ですが、ブレ－キオイルの量が少ない場合は補充をして様子を見ましょう。短期間のうちに再度減るようであればブレ－キオイル漏れの可能性がありますので早急に点検を受けましょう。
◆画像上段真ん中の充電警告灯。充電系統に異常があるときに点灯します。例えばファンベルトが切れてしまいオルタネ－タ－（発電機）が作動しなくなった場合や、オルタネ－タ－自体の故障で発電量が少なくなった場合に点灯します。そのまま走行しているとエンストしてしまいます。エンストする前に安全な場所に停車させてロードサ－ビスを呼びましょう。この警告灯はバッテリー本体が不良の時には点灯しませんので注意してください。
◆画像上段右のエンジン警告灯。エンジンの制御系統に異常があった場合に点灯します。エンジンには様々なセンサ－類が付いていますが、よくあるのはO2センサ－という、排ガスの中の酸素濃度を検知しているセンサ－の故障です。O2センサ－が故障しても違和感なく走行出来てしまいますが、燃費が悪くなったり、煤が多くなったりします。車検も不合格になってしまいますので、放置せずに交換しましょう。
その他のセンサ－類の故障によってはエンストしたり、エンジン不調によって走行できなくなってしまう場合もあるので注意してください。
コバックでは専用テスタ－を使用して点検いたします。
◆画像下段左のエアバック警告灯。エアバックのセンサ－、配線の不具合やシ－トベルトプリテンショナ－の不具合が考えられます。そのままでも走行は出来ますが、いざという時にちゃんと作動しない恐れがあります。車検も不合格となってしまいますので早めに修理しましょう。
◆画像下段真ん中のABS（アンチロックブレ－キシステム）警告灯。滑りやすい路面でブレ－キをかけたり、急ブレ－キをかけたときに、タイヤをロックさせずにハンドル操作を出来るようにし、なおかつ短距離で停止させるための装置の不具合があると点灯します。ABSセンサ－やABS本体の不具合が考えられます。点灯した状態でもブレ－キはききますが、いざという時の為に早めに修理をしましょう。こちらも車検は不合格になります。
◆画像下段右の油圧警告灯。エンジンオイルの油圧が不足している時に点灯又は不規則に点滅します。エンジンオイル量が少なかったり、オイルポンプ不良のため油圧が正常にかからない時に点灯します。まずはエンジンオイル量を確認して、少ないようなら補充しましょう。補充しても点灯している場合はロ－ドサ－ビスで整備工場まで運んでもらいましょう。
以上6つの警告灯が主要な警告灯になります。
その他にも色々な警告灯がメ－タ－パネルの中にありますので、一度ご自身のお車の取り扱い説明書で確認しておきましょう。
また、ランプはさまざまな色で光りますが、この色は国際規格（ISO）で決められていて、世界共通です。たとえば赤色＝危険、黄色＝注意、緑色＝安全を表し、温度の高低を示す場合は、赤色＝高温、青色＝低温と、目で見て感覚で認識できるように配慮されています。また、ヘッドランプのハイビーム点灯は、青で表示するのが決まりです。
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